アンチソーシャル・ネットワーク: 現実と妄想が交錯する世界

Netflixで「アンチソーシャル・ネットワーク: 現実と妄想が交錯する世界」を視聴。

日本の2chを模した匿名掲示板「4ch」は当初はアニメやオタク文化の交流地点として2003年に開設された。ミーム文化などで若者たちに支持され、年を追うごとに徐々にその勢力を広げてゆく。そのなかで一部のメンバーやそこから離れたり、ハッカー&アクティビズム集団としてのアノニマスとして活動したりしていく。一方でより先鋭化・過激化し、政治的な色合いを帯びたユーザーたちは8chなどに流れていく。それらがQアノンそして会議事堂襲撃事件へ繋がっていくという流れを追ったドキュメンタリー。

個人が名もなき集団の一員になったとき、そして行動をともにしたときの連帯感や心強さ。一方で薄れていく個人としての責任感や道徳観。これもまたファシズム的な流れの一側面だよなあと。

からかい、悪ふざけ、ミソジニー、白人至上主義…4chから8chへと至るなかでそんな言説のシャワーを浴び続けた彼らがのちにトランプを選んでしまったのは必然か。一度ならず二度までも…

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